しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

2020.3.29 新・BS日本のうた





「東京の屋根の下」
ゆらりゆらとjazzなお歌だなぁ…素敵ね
海老名なら
海老名の屋根ならビナウォークだろうか
(↑けっこう好きなのよ、あたし・微笑) 


衣裳の生地はシュルンとしていて
上体を前後すればツヤツヤと
おひざでリズムをとればキラキラと
モノトーンな全身にチーフは粋な紫で
おっと
ドット柄のスーツは
配色が反転してる2種類を組み合わせてるんだね
パッと見の印象は花を包む包装紙みたい
ならば、こうへいは花だ
昭昭たる花だ


花といえば〽上野は花のアベックってとこ
あのぉこうゆうジャンルの歌うたう時にさ
聡明な声色でありながらシャリつく感じあるの
「上野」の「野」がシャリっとしてんの
好きだったりしまっす
でもさ
そっからの〽花のアベックが色っぽいわよね
ふわわわぁってハートを擽(くすぐ)られるよね


そんであたし
“レビュー”ってreviewかと思ってさ
映画見て感想を言い合いながらブギウギを踊るのが
当時の若者の主流なのかぁって
そしたらさ
revueとゆう演劇舞台のジャンルなんだねー
なるほど
映画を見てお芝居を見て踊場に行くってことか!
そりゃそーだよ
映画のreview言い合って踊るってなんなんだよ(笑)


そんであたし
ん好きじゃん
好きだから
〽神田 日本橋 の、『ん』
気持ちよすぎてたまりません
何回か真似してみたりなんかしちゃったり
しちゃうだけで全然できないから笑っちゃったり
『ん好きあるある』
勝手にね


「達者でナ」
出で立ちが、かっちょえぇぇぇー
いっつもかっちょえーけど“いつになく感”あって
なんかドキドキしちゃって
声に感激して涙があふれてくるんだけども
ふんわり優しくあふれてきて
温かく頬を潤わせながら流れる涙だよ
歌声が
声が
ど直球で美しい


この美しさ
当たり前に&自然に感じているのは
そう思わせていただける声であるのだ
それはそうであっても
それだけじゃない
目には見えなくとも
彼の歌への向き合い方だったり
ひいては福田こうへいの信念であったり
そーゆーのが声を美しくさせるのだろうし
また目に見えるものとして
お着物や身嗜(みだしな)みの清浄さがあるから尚更
見ているこちらもいさぎよく声に酔えるのだろう


奥行きもスゴいよね
テレビで見聞きしてんのにさ
実際にそこで体感しているかのような声の奥行き
どんな楽曲でもそうなんだけど
「達者でナ」は、断トツだ
                (*≧∀≦*)👍









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2020.3.17 うたコン



「帰ってこいよ」と思ってる側と
「帰ってこいよ」と思われてる側とでは
歌詞の意味合いががらりと変わって心に響く
染みる色は茜
津軽の果てしなく広がるそれは
東京ぐらしでも見れはすれど
箱と線で小さく小さくなっちゃうな


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「帰ってこいよ」
もっと民謡調にしてもよさそうなところ
あえて“こぶし”を回しすぎないんだろうなって
『抑(おさ)えるテクニック』だよね
歌のイメージにならった優しさや切なさを
絶妙なバランスでもって発する声はいつだって
淡々として耳には届くけども
心をくすぐられる、こうへい節は極上だ


フラッシュ金子氏が高く振り上げた両腕から
歌の魂がポーンとはじけて
津軽の風と 待っている
キュッと目を閉じながら威勢よくそれ腹に受けて
〽忘れはしまい あの約束の
春色ブルーのラメがキラキラ身体いっぱいに
〽こんなにきれいな 茜空
どっんだけきれいな茜空なんだよ!
ご自分で
ご自分をたたみかけるってゆーのかな
ご自分の声を追いかけて重ねてゆく感じ
帰ってこいよと言う思いと
帰ってこいよと言われる思いと


やおらアルバム「響」を手にし4曲目をセットする
2013年とキー同じなんだなぁとか
そこに感心こそしながらも
フルコーラスに耳をかたむける福田こうへいの歌は
青森でも岩手でも何度も聞いたし
東京でだって何度も何度も何度も聞いたけれど
今こうして聞いてる
今に
忘れはしまい あの約束の が
忘れはすまい あの約束を じゃないってゆう
深くて熱い意味が染み響いてくる


だから「風やまず」も聞く
なんかね
なーんだろね
この迫りくるビルを打ち砕くんじゃなくね
スイスイスイっとすり抜ける風のような声なのか
声のような風になってるのか
遠い故郷の山や川がここになくても
ふわっと目の前に広がる声が
故郷を近く思わせてくれる風は、やまないよ
                  (*´ω`*)🌿







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2020.3.10 BS演歌の花道スペシャル



「女の港」
青森に住まう時分はカラオケで歌ったなぁ
ちょっとモノマネ入れてさ
さらには
恥ずかしげもなく
「ひばりの佐渡情話」も歌いたくなるのね
船村徹さまだしね
船が佐渡に行くからね
そりゃスゴいわよ
ぐだぐだになっても全力で歌いきるわ( ̄▽ ̄)ノ🎤


それからは
石狩挽歌
あの娘が泣いてる波止場
兄弟船
酔歌
北の螢 って続く演歌の花道
まぁ偶然にも
福田こうへいがカバーしている楽曲が勢ぞろい
いかにも
時代時代を彩る名曲をカバーしてるんだなぁと
改めて思い知らされたりもして


「南部蝉しぐれ
パッチワークのデニムかわいいな♥
なんか
なに着ても南部蝉しぐれは南部蝉しぐれだけど
スーツや着物ではないそれは等身大(がち普段着)で
それにマイク持ってないから
本当に外でフワッと歌ってるみたいだよね
〽負けて泣くより 勝って泣け
目を閉じて詞を込める
〽あれをご覧よ 真っ赤な夕陽
あたしの手よりあきらかに小さい手
それなのに
「あれをご覧よ」は、やっぱり熱く力強く
等身大とて歌に対する姿勢はいつも変わらずあるね


「あゝ上野駅
泣く歌だ
人は泣きながら聞くし
歌う時も人は泣く
それでも歌いつがれるし聞き続けているのは
この歌の中に愛と希望が
いっぱい込められているからだとあたしは思う
〽ホームの時計を 見つめていたら
 母の笑顔に なってきた

こうへいの表情と声にそれをあたしは思う


おぉ、男船だ


「哀愁列車」
なかなか独創的なセットだわ
蛍光灯の色もすごいわ
それにこのスーツの組み合わせが実に
“惚れていながら行く俺”っぽいよな


歌い出しの
〽惚れて が、汽笛だよ
汽笛に聞こえるんじゃなくて汽笛になってる
なんて美しい声なのだろうか
でもマジあるよね
なんか鳥の鳴き声になるとかさ
あと尺八の音色と同調する時もあるしさ
どっちがバイオリン?どっちが声?って時もある
だから汽笛だとしても何ら不思議はないわけだ
ないけれども
やーっっっぱり声が美しい!
〽こらえきれずに 見返れば
極上の、か行・ら行・節回し


ずっと見聞きしてて次々と思い出す
そっか
ビューティーコロシアム
ほんとにあった怖い話もだ
杉本るみサマのお声で


・・・ああ、染みるねぇ      (*´ω`*)🍷








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2020.3.8 新・BS日本のうた



「武田節」
階段を降りるときの
和装の裾(すそ)さばきと足運びが粋美だわ♪
このお着物は
以前に肉眼で拝見する機会があったのだが
画面を通すことで届いてくる艶めきはまた違って
そしてこの艶は
ボタニカルみたいな花柄であることに、気づく


急にglobeのDEPARTURESを思い出すのは
〽愛が夢を邪魔する 夢が愛を見つける っぽいの
〽人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵
いやいや「武田節」が先だし
似てる似てないとかじゃないんだけど
円転自在な言葉の雅びさってあるよね
そんで、ここイチ!
すごーくきれいに花柄が浮き出ていて
うんきれいだな
言葉がスムーズだから生地の柄もきれいなんだな
何度聞いてもスムーズ
流暢とはこのことだ
あ!あーっっっ!ブレスしてないじゃん
だからこんなにスムーズなんだもん!と、気づく


気づきまくり
気づかされっぱなしよ


そーいえば前に旧ブログに書いたことあるんだけど
小学ん時
音楽の教科書とは別に小型の音楽冊子があって
北国の民謡とかわらべ歌とか載ってたの
それは音楽の時間以外に歌うの
その冊子に「イヨマンテの夜」あったよ
それとか
あたしの故郷・盛岡ってのは
内陸だし秋田県が近いから
身内や知り合いにマタギがいるの珍しくなくて
だからってアイヌ文化とは似て非なれども
誰かが歌うイヨマンテの夜を
何かの機会にどこかで見聞きすることもあったね
思い出すなぁ
大声自慢なおじさんとか
お祭りで必ず歌うみたいなのあったし


実にリアルな儀式を壮大に歌うそれには
子ども心ながらにも
自然のありがたさだったり
食べること、住むこと、育てること、の尊さ
季節の行事や祭事の本質
そんなものを感じ得ていたように思うが
そうはあっても
ずっと定期的に聞いて今があるわけじゃないから
すんごく久しぶりに耳にした
耳だけじゃなく
それをうたう福田こうへいのパワーたるや
改めて
この楽曲の素晴らしさを彷彿とさせる


イヨマンテの夜」
舞曲のようなリズムは
心臓の鼓動を打つサイクルに似ていて
民謡でもない演歌でもない発声が彼の体から出る
いっつも思うからいっつも書いちゃうけど
この体のどこから出てるのだろうか
そりゃ口から出てるけどさ
多分あたしより細い首
多分じゃなく間違いなくあたしより細いさ
首を見てたらカラーの刺繍が気になる
クリオネに見えるけどクリオネじゃねーべ(微笑)
紅いベストは燃える身体
紅いチーフは熱い魂
・・・う~ん刺繍なんだろなクリオネかな
クリオネって書いたらクリオネにしか見えないよ
じゃあクリオネ
クリオネに包まれた細い首から出る声が
ずきゅーんと鼓膜に当たってあたしの体が震える
そんな強烈な部分も高揚感マックスですんごいけど
あの
階段をスタスタスタって降りて
降りてちょっと歩みながら
イヨマンテ 燃えろ ひと夜を ああ 我が胸に
歌詞も合間って
胸の紅も合間って
ここの歌姿と歌声がたまらなく色っぽい


なんだろ
あたし階段を降りてから好きなのかしらね
いやはや
あたしのような者が申すのもあれだけど
ほんと歌によって声色がぜっんぜん違うし
階段の降り方すらも違う
分かってはいても都度に驚かされるよ
もっとも都度には
表現や仕草が豊かになってきているのだって
歌に対する日々の努力と精進を
懸命になさっているからなんだろうなぁ
と、気づく


グレコがめんこいのは気づいてたけどね(σ≧▽≦)💃







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2020.3.7 サブちゃんと歌仲間


コマーシャル
アイヤ子守唄のMVの流れで
渡辺直美ちゃま*MAN WITH A MISSION
実に
違和なく同一のエナジーを得るグルーヴさったら


トークテーマ“消防”って、おもしろかったね
だってなかなか聞けないじゃん
消防にまつわるエピソードとかって


卓上のアレンジメントかわいい♪
チューリップにピンクッションかぁ
あぁ
我が家のピンクッションふにょふにょになってる
マジなほうのピンクッションね針刺しね
新しく作ろうかな
なんて思いふける弥生


「アイヤ子守唄」
他のものと比べるもんじゃないにしても
そりゃサブちゃんの番組なんだから
緊張感は必然としてマックスであろうが
それって
こわばってるんじゃなく
福田こうへいの褌(ふんどし)締め直す的な
緊張感がただよってて
だけどそれと同じだけのプレーンさ
他のものと比べるもんじゃないにしても
このプレーンさってのもとても魅力があるね


今回の枝ものは、れんぎょうと桜
あら
サブちゃん歌ってた手元のやつ素敵だね
マムがネクタイの色味としっかりコラボしてて
カラーなんていかにもザ・草月だべ!
白いカラーの花言葉は『愛情』
全能の神であるゼウスの妻の「女神ヘラ」が
我が子のヘラクレスに母乳を与えていた時に
こぼれた母乳から誕生したのが
白いカラーという神話が残されているのよね
なんて調べてみる弥生


そっと仏炎苞をかたぶけるカラーに
温かいサブちゃんの思いが歌となり
甘く香る先にもまた1輪
アイヤ子守唄があるのだとしたら
やっぱり
サブちゃんと歌仲間でご披露いただくそれは
最も強く
そう、最強に美しく優しいのであるっ
                  (^ー^)👌








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