そのお店が盛岡市内に
初めてできたという折りは小2・早苗の頃
家を一歩出た車道でさえ
“農免道路”と呼ぶほどの田舎で
田畑が広がるわきの畦(あぜ)を
自転車でこぐことなど日常茶飯事ゆえ
のり弁を2こ、おつかいに息巻いて
田植えを終えた田んぼ道を疾走するのだ!
何しろ人生お初のり弁なもんだから
ハイテンションで
お店に並び買い求めカゴに入れ
温かい弁当を運ぶ喜びに心はずませ
ハイに立ちこぎをした瞬間に
自転車もろともスッ転び
本能的に己の身より、のり弁
人生お初ののり弁を守る一心で
あたしだけ水の張った田んぼに落ちるも
そんな事ぐらいでのり弁を無下にはするまい
と
泥まみれになってギャン泣きしながら
手には海苔がフワンと香る、のり弁
「ただいまぁ」と
玄関に立つあたしを見た兄は
腹を抱えて笑いながら
泣くな泣くなと風呂にうながし洗ってくれ
それから
ちょっぴり冷めちゃったのり弁を食べて
冷蔵庫で冷やしてたオロC飲んだなぁ
って
五感にしかと染みついてる
切なき思い出にひたりながらも
やだぁ
ご飯をモグッとほおばるお姿、かわいい♪
なんて思いながらも
サラメシ初登場をお祝い申します
途切れることなく
福田こうへいから福田こうへいへ、うたコン
そうそうたる出演者だなぁ
最近で言うところの“神回”ってやつかしら
あたし的には、ドリーム回と言っちゃいたい
・・・いーねぇー
『こうへい締め DE こうへい初め回』
「達者でナ」
デーモン閣下×福田こうへい
なんとゆう夢の共演なのだろうか!
ジャンルフリーを越えてもはや無償!
でも何気にお衣装の色味がリンクしてるよ
いっろんなモノが交(まじ)わって
深い音楽の歴史が相まって
魅(み)せられるものの尊き、達者でナ
「筑波の寛太郎」
これぞ水色
和色、伝統色、美しい水の色に真白かと
思ったらアップになると波の模様が浮かび
波泡が丸くキラリと所々で光るお着物は
“マイクどっち持ち”もできる彼だから
どっちのアングルも楽しめるんだよね♪
あたくしの過ごしてきた年月の中で
そりゃ全部が全部を網羅してないにしても
股旅演歌とゆーものの位置づけは
あえて若い時分にリリースして元気に歌う
もしくは
30代であれ40代であれ股旅ゴリゴリに歌う
そんな印象であったんだけど
はてさて斯(か)くして彼の股旅演歌とは
時に
しなやかに踊るような仕草を見せたり
時に
ささやかに情景をかもす表情をしたり
声色もいつになく変幻で
かっこ良さと色気と可愛らしさの
世界観の幅と奥行きがスゴいのよね
スゴいから歌そのものに立体感があって
この寛太郎の物語が
1枚の絵でもなく
1冊の本でもなく
テレビドラマでも映画でもYouTubeでもなく
超絶リアルな次元で入ってくる
だからどこを切り取っても素敵なわけで
だけどほら、あたし
ほら
か行と鼻濁音とん、好きじゃん
好きだからやっぱ
〽頬に風花 三度笠 に
すんごく決定的な山場感をおぼえたわ
いかにも
ニューシングル「筑波の寛太郎」
テレビでの初披露を重ねてお祝い申し上げ
〽エエー どこへ行く
これからもどこかへ歩み続けるこの歌が
福田こうへいを大きくしながら
大きな軌跡の日々がありますように
慶ばしくお祈りいたします
(*´∇`*)🍱 Fine NORIBEN♪
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