今週のお題「名作」
2月は朔日、追悼の回をこうして見るなど思いも寄らないと思いながら
見る
彼女の演歌は、時に字を代えて炎歌だとか艶歌などと充てられているように
それを目のあたりにした人々は涙を流す
それからふた月近くが経って最終回になり、こうして今ごろブログを書いていても
なんだかまだあたしの中では、なかば夢のような架空のような心持ちなのはなぜだろう
「ながい間お疲れさまでした」と
目頭を熱くしながらも、最後までサブ司会をつとめた福田こうへいに
作品は残るよね とか
ご縁あってのサブ司会だったね とか
あたしのような者でさえ、そんな思いで胸がいっぱいになるのだから
本人の心にせまるものは、その何倍もその幾分も残りつづいているのだろう
何かが終われば何かが始まるように、何かが始まれば何かが終わるように
今年も桜が咲きほころび散ったのに
あぁ、どこまでが合っていてどこからが合っていないのだろうか
人のはかなさと
そして強さとは
最終の回があって
始まるものの意味を
名作「舟唄」を見聞して、手を合わす
合掌⚫
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