しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

2024.3.28 八代亜紀いい歌いい話

今週のお題「名作」

 

2月は朔日、追悼の回をこうして見るなど思いも寄らないと思いながら

見る

彼女の演歌は、時に字を代えて炎歌だとか艶歌などと充てられているように

それを目のあたりにした人々は涙を流す

 

それからふた月近くが経って最終回になり、こうして今ごろブログを書いていても

なんだかまだあたしの中では、なかば夢のような架空のような心持ちなのはなぜだろう

「ながい間お疲れさまでした」

目頭を熱くしながらも、最後までサブ司会をつとめた福田こうへい

作品は残るよね とか

ご縁あってのサブ司会だったね とか

あたしのような者でさえ、そんな思いで胸がいっぱいになるのだから

本人の心にせまるものは、その何倍もその幾分も残りつづいているのだろう

何かが終われば何かが始まるように、何かが始まれば何かが終わるように

今年も桜が咲きほころび散ったのに

あぁ、どこまでが合っていてどこからが合っていないのだろうか

人のはかなさと

そして強さとは

 

最終の回があって

始まるものの意味を

名作「舟唄」を見聞して、手を合わす

 

 

       合掌⚫

 

 

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