しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

2022.7.9 人生、歌がある






「黒石じょんから節」

最初の雄叫びで
もはやノックアウトです♡


津軽民謡の脈すら解釈していないあたしだから
黒石とて
それを広げて感想を述べられないのは歯がゆいところだが
なんか、違う
他のものとは色味が異なるのかなぁぐらいの印象をおぼえる


“大根洗う”って、めちゃくちゃピンポイントな光景に体が反応するけれど
“無理な難題”とは、具体的に何なのかあたしには分からない
何となくは分かる
殿様目線と
里の娘とでの
感覚や水準がかけ離れているゆえのご無体な問いかけなのかなぁって


〽あ〜ここの道理を
〽あ〜これに殿様
〽あ〜の、表現力と技よ


うん
謡について本人からお話ししていただくと、これまた繰り返して聞いた時に
入ってき方が変わるよね
実に
涼しげな羽織袴で説明なさっておられるのが色っぽい
(◠‿・)💘



青森にて 2016年・しぃ撮



無法松の一生

錚々たる大先輩方の前で、紋を誇り堂々と歌われるお姿に
あたくし
目頭が熱くなるほど 


テクニックが映えるなぁー
とっても
こうへい節が発揮される


度胸千両は
あたしが歌うわけじゃないけど、まるで歌うかのように背筋に力が入る
そうね
気合い入れて歌う彼を、こちらだって気合い入れて見なきゃって


ありがたいことに
コンサートでも何度か見聞きしたことがあるこの度胸千両部分は
生だと
声量のデカさに震えるよね
もうね


テレビだと
生では見られないアップだ
くまなく表情を目でたどれば
いつしか、過去に体感した『生・度胸千両』の熱が自分の体を支配し
彼がテレビから出てきたような
あたしがテレビに入ったような
そんな域にたどりつく
うぉー
この、いちばん得意なキーの線上でころがされる小節の美しさは極上に
あばれうち


あたし的には
その時の、ちょっぴり緊張しながらのドヤ顔に萌え
それからの
〽泣くな嘆くな男じゃないか
スッと歌に戻るんだが
決してスッとじゃなくて、難易度は高いはずなのに
スッと戻るのに萌え




「やくざ若衆祭り唄」

さても
今回はお召替えも和装でキめてきたのだね♪
幸子さまも品良くキュートだから、相乗効果で可愛らしく画面を彩り歌い


お二方は声質も歌い方もオリジナリティにあふれていて
だけど共通点ってあって
ずっとじゃないけど
『あ、美空ひばりだ』
って耳をかすめるフレーズが時おり見え隠れするんだよね
幸子さまはもちろん寄せて歌唱されるテクニックがあるし
こうへいでは
声そのものが激似な瞬間があるなぁって
あたしは思うんだ


あ、ちゃんと神田明神だよ(微笑)
(•‿•)👍












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