しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

2021.12.26 子供たちに残したい美しい日本のうた 特別企画

特別お題「わたしの推し







失礼ながら
毎週放送されているのを存じず
ホームページの色々を
レギュラー出演されてる方々やバックナンバーを見に行ってみても
このような佳麗な番組の特別企画に選ばれし福田こうへいの美しき声の
得体が知れない可能性をしかと感じる


自然や祭りの映像を見すすめてゆけば
教科書にあった歌を聞きすすめてゆけば
子供の頃に夢中になった遊びや
節目とともにあった行事や
亡き人の笑顔
豆腐屋さんの看板
木の実を入れるお気に入りのカゴ
小指を蜂に刺された痛み
鉛筆の芯のにおい
断片的に様々な場面がめくるめく
そう
とんぼ獲りは百発百中
いや、百発九〇中ぐらいかな(笑)



故郷の稲穂と、しぃ(2018年・秋)
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「赤とんぼ」
スーッとしたたたずまいと表情は
わざわざここでジャンルフリーなどと記すまでもなかろう
“演歌歌手で民謡のスペシャリスト”
そうご紹介いただくのを正面から受けた
この基板と
彼の魂の姿勢だ


あたし的な感覚として
民謡なら、頭頂部や後頭部だし
演歌なら、こめかみ辺りかな
そーゆーとこから声が出てるような感じ
だがどうだろう
この薄荷のように澄んだ声は
白シャツの第一ボタンのとこから発されているように見える
見えるってゆーか
声は見えないんだけど
見える


きっとだけど
『あの頃は良かったなぁ』って
思ってしまうあたしは
今だって良いしこの先だって良いのだ
きっとだけど
良かったあの頃があるから
大事なものや温かいものを忘れずにいて
忘れそうにもなるけど
忘れたくなることもあるけど
それ込みで今を刻んでいられてる


「どじょっこ ふなっこ」
これはね、心身に染みついてるっつーか
四季のパワーソングだし
あえて歌おうとかかまえなくても
普通に日常的に口ずさむ歌(もの)


であることが、宝なのだなぁ!


翼をください
小学生の時分は
〽今 富とか名誉ならば
 いらないけど 翼がほしい

歌いながらも
翼より富とか欲しいよなぁ(微笑)なんて
思ってみたりして10代20代30代と
何かの機会にはこの歌を耳にすれば
やっぱ翼が欲しいと痛感する40代
でも空には悲しみはないのかなぁと未知なるものも案じてしまうお年頃でもあり


「少年時代」
かの有名な陽水語
風あざみ、宵かがり、夢花火、
もはや動詞の連用形にさえ感じてしまうほどの独特の先の先に造られてある陽水語は
なっんの引っ掛かりもなく旋律になじみ
意味など探らずとも浮かんでくる
自分の中に浮かぶものがそれであればいいんだろうね
あ、あたしも今も少年時代っす(微笑)


見上げてごらん夜の星を
夜の星を見上げてごらん、じゃなく
見上げてごらん夜の星を
まずは見上げてからなんだ
見上げれば星があるんだ
って
10年前のある日に気づいたのを思い出す


こんな風に子供の自分をさかのぼり
こんな風にあたしのような者にさえも残ってく名曲が
あたしみたく残らなくてもいいから
赤とんぼが飛び交う地でも
赤とんぼがいないビル街でも
大人が残したいものが
子供たちに残ってくれたらいいよね
              (*^ー^)ノ🎁










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