しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

2021.3.11 歌のエール




「南部蝉しぐれ
いつも
都会の谷間に沈む夕陽が目に映ると
必然的にこの歌が胸に聞こえる


蝉しぐれなんだから
夏の蝉の声(音)を聞いた時でもいいのに
なんかやっぱり
四季を問わず夕陽を見た時に聞こえる歌


この歌が聞こえれば
どんな理不尽なことでも乗り越えてゆける
ゆけそうなんじゃなくて
ゆける


都会の夕陽は
決して綺麗ではなくて


建物の灯りに合わさった夕陽が変な色でもってにびにびと上に延びてゆき
スモッグでにごった暮空ににじんでく
メリハリも無きゃ
奥行きも無い
薄っぺらいグラデーションを

今だから見なきゃいけない意味を持ち
瞬く間に街に飲まれる様は
むしろ
自然と不自然が織り成す美だ



数日前の都会の谷間(しぃ撮)
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番組の最後にぐっさんが
エンターテインメントというものが
心の支えになるということを
僕たちは信じてやっていってますんで


信じてやっていってます
そう言い切る、10年が経つ弥生の11に
南部蝉しぐれが胸に聞こえた









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