子どもの頃に見てた時は
演劇みたいな番組なのかなぁって
“おかあさんといっしょ”とかと同じような
歌いながらやるやつなのかなぁって
演出とか構成なんて分からないからさ
ただただ見てたっけな
前半の「懐かし映像」なんてのは
まさにその頃なんだろね
あらためてこうやって見せていただくと
その楽曲が流行っていた時代の
自分の思い出も一緒に浮かんでくるもんだ
さながら後半は、今の演歌の花道
「望郷酒場」
“涙腺崩壊”とゆーよりは
初っぱなのセリフからもはや
体液が目から自然にあふれるのね
何ならこのお部屋丸ごと
望郷酒場になってしまっている
望郷しているわけだから
この酒場は故郷ではない
他都道府県の地上であろう酒場にて
そこで語っているように歌っている
ゆえの表情や仕草は切なくて
いや
酒場でなかなか
こんな歌が上手い人いないだろうけど
いや
なかなかいないんじゃなくていないよ
まぁいたら大変だよ(爆)
演歌の花道ならではの世界観の極み
を
今のあたしなら分かる気がする
気がして
BS TV TOKYO って長めの溜めから
温感ポカポカ毛布のCMに
するりと移行したことで
かろうじて体液の休憩にもなり
しかも
2枚重ねが今なら990円?
安ぅぅぅい、あたしも欲しぃぃ~って
マジ安いし
都会のすみに吹く風に
負けては男の意地が泣く
誓った思いがふるさとの
山に染み入るしぐれ蝉
うーん
「蝉しぐれ」だと季語は夏だ
「しぐれ」だと秋から冬にも似つかわしく
またお料理の「しぐれ煮」となれば
意味合いとしたら
様々な風味が口の中を通り過ぎるのを
雨が一時的に降る様子に見立てたこと、と
いやはやしぐれ蝉とは・・・
粋に想像力を掻き立てるワードだなぁ
「南部蝉しぐれ」
このようなセットで
お召しになっているのは着物で
マイクを持たずに歌われる南部蝉しぐれ
違和感のない自然味に
キチッとしたたたずまいで
歌いながらかざすその両の手が
手紙に
紅葉に
風にも陽射しにも見える
2019年・春の雫石(しぃ撮)
時が経ち時空が重なり
歌の力の、奇跡に
今こうして大人として分かる気になって
その手から見えてくるものもあるんだね
(*´ー`*)🍁
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