しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

筑波の寛太郎




今回のイメージカラーはゴールドだろうか
「母ちゃんの浜唄」の夕空よりも
しっかり&がっつりゴールドで
いや、金色だな
いや、金色と書いて“こんじき”と申したい
シングルではお初の着物姿が
おごそか感をかもしているし
和装ならではのたたずまいに似つかわしい風格
そして凛とした温かみのある表情


手に取ってみても
パカッと開いてみても
まぁなんとも かっちょえーのである✨


「筑波の寛太郎」
あぁそーいやフィクションなんだった
って後から思い返すも
寛太郎とゆう人物像が浮かんでくるし
山、川、風、時間、色、涙も傷も恋心も
軽快でいてずっしりと伝わってくる
作品に魂が入るとはこうゆうことなのだろうな
寛太郎がいるもんね
確実に行状記となってあたしの魂に入るよ


あのぉ
1番だけじゃなく2番も3番もなんだけど
歌の前に演奏の音が少しだけ小さくなるってゆーか
小さくなるんじゃなく遠くなるってゆーか
きっと演奏用語みたいなのあるんだろうけども
幽(かす)む?幽(かす)まる?感じあって
そこに彼のスパーンとした声が冴えるのが乙だよね


“お六櫛” なんて
なんとも粋で趣深い言葉を
コロコロと楽しそうに可愛らしく歌ってみたり
“月しぐれ” なんて
繊細でロマンチックな季節の言葉を
これぞこうへい節ってテクニックで歌い
“どこへ行く”
なるほど完結じゃなくまだ続きがあるんだね
まだまだ旅は続くんだ
あぁそーいやフィクションなんだった
ってまた思い返すの繰り返しよ


「あれが沓掛時次郎」
こちらは作品として様々とあるようで
映画、ドラマ、漫画、楽曲化と少し事前にお勉強を
お恥ずかしながら丸っきり存じなかったもんだから
少しね
少しお勉強をさせてもらって
千両万両でも枉(ま)げない意地を持っていても
人情が絡めばとたんに弱くなる時次郎の人生
 を
臆面もなくのぞいてみれる便利な時代だ


言うても
声や歌唱技術にすぐさま酔いまくるわけで
加えて
あたくしの大好物の鼻濁音やカ行や『ん』に酔うわ
あたくし的には2番の口語部分に酔うわ
酔いしれてしまうからそれとは別にとして
お勉強したものと照らして聞いてみても
あれが沓掛時次郎
「これが沓掛時次郎かぁ」とか感心して楽しみます


〽あれが沓掛時次郎  1番、2番、3番、と
鴻巣宿から熊谷へと渡る時次郎を
誰かが見たり聞いたりしたのを誰かに言ってる
ほらほら的な、あれが沓掛時次郎
キュンと切ない、あれが沓掛時次郎
浮き世が哀しい、あれが沓掛時次郎
任侠チックに渋く3色で極めて極めて締めてくれる




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実に会報には
新曲についてコメントが記されており
鯔背(いなせ)という
これまた素敵な表象のお言葉が目に入り
ならばと
夕暮れ時の運河に鯔の跳ねるのを見るべし
と、足を運べば


天に顔を向け
決して真っ直ぐではなく弧をえがき跳ねる体の
絶妙な曲線が見事にしなやかで
鯔が鯔として強く張りを帯びたたせ
ふくらとした色気すらもはらんでいる
その背が金色(こんじき)の夕陽に光る美しさに
福田こうへいの美声を思うものだ

            (*≧∀≦*)ノ カッチョエー✴










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