しぃ庵*こうへい唄筆

胸の根っ子が 意地を張る

2020.4.24 徳光和夫の名曲にっぽん 2時間スペシャル



まぁこれほど
歌う声と話す声が違う人もめずらしいってのを
あらためて気づかされる回でもございます
たくさん話して
いっぱい歌って


お話は
カラフルなガーベラのアレンジを前に
ハマってる釣りや山菜採り
に、聞き入る徳さん
やっぱ男性はいくつになっても少年なのね
徳さんも
こうへいも
からの「山」には笑っちゃったけど
もぉ
笑顔がかわゆす♥


「南部俵づみ唄」
お着物は
一見シンプルな黒×白なるも
金や銀の華やかなラメが繊細にあしらわれていて
干渉縞・・・とはまた違うんだろうけど
アシンメトリーが粋だね


昔語りと言ってもすんごい昔じゃなく
ひと昔前のリアルな光景を
きっと最初は語っていたのにいつしか節がついて
唄になったんだろうなって
短編映画を見るような民謡だとあたしは
フルコーラスの歌詞を記憶しているのだが
なにぶん
今回はフルコーラスじゃないにしても
十人十色の唄い方があるにしても
ここは民謡歌手の福田こうへい
おぉぉぉー“コラ”のとここうゆう風に唄うんだ
えぇぇぇーここブレスしないんでいっちゃうんだ
と、思うあたしの南部俵づみ唄とて
祖父の唄や地元のお祭りなんかで覚えたものだ
中には
もっと荒々しく唄うの聞いたことあるし
それこそ昔語り的に話すように唄う人もいるし
何が正しいとかは分からないけれども
あきらかなのは
章々たる節の素晴らしさ
節が
ちょっと前のめりになる
それとかちょっと詰まる
唄う声がちょっと揺らぐ
それもずっと均等ではなく
その日の、その時の、その唄の、範囲にあてて
彼独特のアレンジが散りばめられている
民謡の民謡たる技を
その美しい声で披露いただく醍醐味だ


「アイヤ子守唄」が冬の歌なら
「南部蝉しぐれは夏の歌かな


ほら
我が家の網戸には今まさに蝉しぐれ



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あ、あーっ!
今年の春シドケだけ食べなかったじゃん
って
文月の晦日に聞いてる蝉しぐれ 
                (*´∇`*)🎐










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2020.4.12 新・BS日本のうた


「チャンチキおけさ」
なんて小気味良い痛快ボイスだろうか
あたしのような者が申すのもあれだけども
三波春夫さまのお声に似てる箇所があるなぁって
聞き入ったりしながら思うのは
こーゆー系のお歌の味わいを出すのやっぱお上手で
笑顔がすこぶる愛くるしいのよね
ほんと、あたしのような者が申すのもあれだけども
男振りもアガったしね
楽しくチャンチキしてはいつつも
曇っているのは月夜じゃなく
しがない我が身のやるせなさに泪しているこの目
主人公の人生の悲哀をふくんでいるってのを
〽おけさ泪で 曇る月 に
ぎゅっと詰めて歌われているところなんて
何回も何回も見ちゃうあたしだ



アサヒビール・富士山
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「年輪」
大江くん、サブちゃんだよね
もうサブちゃん慕って慕って慕いまくってるから
サブちゃんに似てるとかじゃなく
サブちゃんだ
んふ
歌い終わった後で2人でなんか話してる


「都会の天使たち」
はぐれ刑事純情派だ!
サンキュュューだ!
やだ、デュエットする時のお顔
かわいい
とかニヤニヤしてたら
でも、やだ、お声が甘いわぁ
こんなにもハイキーなのに色気ある『ん』
〽となりにいたら に、キュン♥
〽ゆめのなかまで に、キュン♥
なぁんかカメラアングルもさ
下からだったり斜めからだったりしてさ
サイドのお髪(ぐし)の艶めきにも、また、キュン♥
〽生きていることさえも切ないなら泣いていいから
もぉ
心をひとりで抱きしめられちゃうじゃんか


熱唱5000%
おっと、お衣裳が替わった
これってアルバム「憧」のやつかなぁ
CDジャケットだと分からなかったけど
ラメすごくきれいなんだね


「あん時ゃどしゃ降り」
アルバム「魂」のそれはポクポクっとした演奏で
少し離れたとこから聞こえてくる感じだけども
今回のは
ほっんのちょっぴりだけテンポが速く
弦楽器を転がるように彼のこぶしが耳に届くね


「浪漫―ROMAN―」
なるほど
コーディネート的にお2人お揃(そろ)っぽくしてて
かっちょいい男の浪漫だ


明日があるさ
千昌夫さまと腕組んでボックスダンス♪
時々
昌夫さまのお背中に
触れているのか否か
手を添えるような仕草をとられている、その
人そのものに添える愛情は
円(まろ)やかに相手に伝わるんだろうな


冒頭のビールはさ
あれなの
この番組ではお召しになってなかったけど
缶のデザインが葛飾北斎の神奈川沖浪裏でしょ
このお着物を以前に着てらしたもんだから
こりゃ飲まずにはいられまい、と
言葉のあやならぬ
デザインのあやっつーか
思いっきりこじつけて載せてみました(微笑)
たまにはいいべ
それに本当に美しいデザインだし
それに本当に美味しい風味だし
華やかで円やかで力強くてキレが良くて
ほらほら、福田こうへいの声と一緒だもの



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最近なんか良く喋るようになったとか言われてる
こうへい君に


時節は暑中
おうかがい申しながら
富嶽三十六景の神奈川沖浪裏でキュンとカンパイ
                
                (σ≧▽≦)σ 🍻










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2020.4.11 人生、歌がある



えーと


失礼ながら
番組の流れとは順不同にて記すことをいたします
 
                (^ー^) ヨロシクネ



***



『昭和のトップアイドル田原俊彦特集!』
そうね
あたしも小学生の時分から見聞きしとりましたが
やっぱ“トシちゃん”って呼ぶよね未だに
小中あたりで覚えた歌って今も歌えるんだよねー
イントロクイズやっても全問正解できるぜー☆


いま改めて思う
実は「NINJIN 娘」って
なんとも難しくて完璧なバランスの楽曲なんだね
それなのに楽しい
最高にゴキゲンなナンバーなんだな


「ジャングルjungle」
「抱きしめてTONIGHT」
ちょードンズバ!だべ
あぁなんか
昭和のトップアイドルって示されてあれど
令和の田原俊彦さまが
頑張りすぎてる感が無いのにかっこよくて
嫌みがない程度の大人の色気があって
歌唱もダンスも今のトシちゃんの相応な魅力が
お上手な加減で出ていらっしゃるよ
ダンスはさ
昔からだけどMJベースだから
それがこの年代になってより色濃く出てるしなぁ
ほんのり引いてるアイシャドーも良いし
それでいてお茶目でもあるから
うん
幾つになっても、トシちゃん
カメラにバイィィィ~ンってぶつかったり
銀の紙吹雪をエイってやったりするのとかもね


「ごめんよ 涙」
福ちゃん!
トシちゃんの赤*福ちゃんの青がとっても鮮やか!!
前奏のポコポコで(←ポコポコって・微笑)
教師びんびん物語すぐ浮かんできちゃうね
福ちゃん
いや、ちょっと感慨深いわぁ
トシちゃん特集でトシちゃんのそばで
キラッキラした笑顔でトシちゃんの歌を歌ってる
歌ってるんだ


んで
あとノリ(笑)
ここんとこ字幕オンにして見ると面白いし


「人生の並木路」
今度は、こうへいお兄ちゃん♪
舞う雪がするんと落ちない生地の黒ジャケットに
桑染め色のチーフがとてもダンディー
兄になっているんだろうね
熱く強い魂で兄になって切なく切なく歌っている
だけど
どーしたことか
フルコーラス歌詞を読み進めながら
みるみる替わってく照明に
おのずと自分がとぼとぼと歩いてるのを想像し
涙の青、日暮れの橙(だいだい)、夜路に雪が深々と
そして
わが世の並木路はあけぼのに希望
これって壮大な鼓舞ソングなんじゃないかしら
と、4番ではほんのり笑顔になってる自分がいた
〽愛の口笛 高らかに
こうへいお兄ちゃんの美しい横顔を見ながら
口笛をふきながら
路を歩いてる


「南部蝉しぐれ(南部牛追唄入り)」
襟元のアクセサリー
お花と葉っぱのバージョンも素敵ね♪


もう
伴奏がかなでられるや否やオンになるから
だって
耳ざわりが良いとか悪いとかじゃなく
南部蝉しぐれが自分の体の中に入って生きてるから
沁(し)みるのです
なるほど今回はやや柔らかめのサウンド
歌い出しのフィンガリングノイズもまた味となり
ずっとおだやかでいて温かい南部蝉しぐれ
いつも変わらない南部蝉しぐれ
・・・本当に沁みるなぁ
夕陽をかもすライトか彼の耳の血潮を透かせば
彼の努力と精進とエナジーがめぐり


それから優しく階段を下りたなら
南部牛追唄は
もう
自分の体の中に入ってる南部蝉しぐれ
そのまた奥に在って生きてるんだなぁと
こーなってくると
沁みる沁みないとかじゃなく
源光たる声だ


特殊な場合をのぞいてはまず誰もが出せる声を
この人は何の力でこんなふうに放せるのだろうか
発声法だ遺伝だと考えたり思ったりしつつも
福田こうへいそのものの源(みなもと)は
感覚としてあり
この声は
音じゃなくて光の域にあって
南部牛追唄の光をもたらしてくれる
〽西も東も サーハーエー
「サからからハ」までの部分
ここなんて正に、光だよ
だってほら
まぶしい光を見た時に
眼球の奥ぎゅゅゅーんって引っ張られるじゃん
そうすると耳の鼓膜が反応して震えるってゆーか
目から入った光なんだけど
後から耳も反応するの
それ
サーハでも同じようになるじゃん
なるよ、なる!
耳からじゃなく目から入ってくるってマジ


それだけでもスゴいのに
それだけでは済まされない福田こうへいの光は


きっと
人ってそーゆーの必ずあって
見つけられないだけで
活(い)かせないだけで
もしかしたら誰にだってあるのかな、源光
いかにも自分のそれを解明できずにいるけれども
そんなワクワク感をも気づかせてくれ
解明すべく歩むことをしたくなるサーハなのだ

って思う❇❇❇

                 (*^ー^*)❇











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筑波の寛太郎




今回のイメージカラーはゴールドだろうか
「母ちゃんの浜唄」の夕空よりも
しっかり&がっつりゴールドで
いや、金色だな
いや、金色と書いて“こんじき”と申したい
シングルではお初の着物姿が
おごそか感をかもしているし
和装ならではのたたずまいに似つかわしい風格
そして凛とした温かみのある表情


手に取ってみても
パカッと開いてみても
まぁなんとも かっちょえーのである✨


「筑波の寛太郎」
あぁそーいやフィクションなんだった
って後から思い返すも
寛太郎とゆう人物像が浮かんでくるし
山、川、風、時間、色、涙も傷も恋心も
軽快でいてずっしりと伝わってくる
作品に魂が入るとはこうゆうことなのだろうな
寛太郎がいるもんね
確実に行状記となってあたしの魂に入るよ


あのぉ
1番だけじゃなく2番も3番もなんだけど
歌の前に演奏の音が少しだけ小さくなるってゆーか
小さくなるんじゃなく遠くなるってゆーか
きっと演奏用語みたいなのあるんだろうけども
幽(かす)む?幽(かす)まる?感じあって
そこに彼のスパーンとした声が冴えるのが乙だよね


“お六櫛” なんて
なんとも粋で趣深い言葉を
コロコロと楽しそうに可愛らしく歌ってみたり
“月しぐれ” なんて
繊細でロマンチックな季節の言葉を
これぞこうへい節ってテクニックで歌い
“どこへ行く”
なるほど完結じゃなくまだ続きがあるんだね
まだまだ旅は続くんだ
あぁそーいやフィクションなんだった
ってまた思い返すの繰り返しよ


「あれが沓掛時次郎」
こちらは作品として様々とあるようで
映画、ドラマ、漫画、楽曲化と少し事前にお勉強を
お恥ずかしながら丸っきり存じなかったもんだから
少しね
少しお勉強をさせてもらって
千両万両でも枉(ま)げない意地を持っていても
人情が絡めばとたんに弱くなる時次郎の人生
 を
臆面もなくのぞいてみれる便利な時代だ


言うても
声や歌唱技術にすぐさま酔いまくるわけで
加えて
あたくしの大好物の鼻濁音やカ行や『ん』に酔うわ
あたくし的には2番の口語部分に酔うわ
酔いしれてしまうからそれとは別にとして
お勉強したものと照らして聞いてみても
あれが沓掛時次郎
「これが沓掛時次郎かぁ」とか感心して楽しみます


〽あれが沓掛時次郎  1番、2番、3番、と
鴻巣宿から熊谷へと渡る時次郎を
誰かが見たり聞いたりしたのを誰かに言ってる
ほらほら的な、あれが沓掛時次郎
キュンと切ない、あれが沓掛時次郎
浮き世が哀しい、あれが沓掛時次郎
任侠チックに渋く3色で極めて極めて締めてくれる




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実に会報には
新曲についてコメントが記されており
鯔背(いなせ)という
これまた素敵な表象のお言葉が目に入り
ならばと
夕暮れ時の運河に鯔の跳ねるのを見るべし
と、足を運べば


天に顔を向け
決して真っ直ぐではなく弧をえがき跳ねる体の
絶妙な曲線が見事にしなやかで
鯔が鯔として強く張りを帯びたたせ
ふくらとした色気すらもはらんでいる
その背が金色(こんじき)の夕陽に光る美しさに
福田こうへいの美声を思うものだ

            (*≧∀≦*)ノ カッチョエー✴










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2020.4.10 にっぽん!春の歌祭り


全33曲
楽しく見させてもらって、ちょいと


5・美川憲一「メランコリー」
持ち歌じゃないお歌を歌われる時
もの忠実やかに歌のイメージに添いつつも
ご自分の声の特徴を放たれる方なんだと
強く感じる中でも
今回は
ねっとりしてんだけど軽やかさもある高音が
憲一さまがイメージなさる“粋”と繋(つな)がるね
お衣裳もきらびやかで
それに合わせた指輪、リップ、アイシャドーまで
ベテランならではのお洒落さもかっこいい


7・福田こうへい「恋」
んふ
愛することに疲れた気持ち
寺田心くんも分かるのだね、んふ
恋の
始まりはドラム無しで切なく優しく
女の語り口の悩ましげな歌詞をとつとつと
そっから
〽貴方の顔もちらつかないわ
ちらつかないわから声がグワワワッと
厚みを持ってふくらんでゆくんだけれども
カ行とサ行がまったく耳障りにならないから
ひたすら声が心地よい
もう
もう部屋中が恋の色気に包まれるのだ
あたしがこんな声を出せたなら
自分の声に自分で酔いしれるに違いない


そんでまた、ちょいと


12・川中美幸二輪草
うわぁ桜
全身が桜
それなのにぜんぜんクドくないとゆうハイセンス
やだ、登場の仕方からしてかわゆす
なっんて可愛らしいのかしら
見てて聞いてて自然と笑顔になっちゃうよ
〽春がそこまで来たようだ
って
本当にそう見えるもん
川中美幸二輪草”の世界観あたし好きだわぁ


ちょっと、もぉさぁー


千昌夫北国の春
新沼謙治「おもいで岬」
福田こうへい「南部蝉しぐれ
見事にもこうして
絶対に聞きたい名曲33連発と名付く舞台に
いわて勢が参会なさっているとは
まことに誉れ高いこととお慶びしちゃうじゃんね


32・福田こうへい「南部蝉しぐれ
今これを夕暮れ時に書いている
風はあたしになんて言ってくるのだろうか
ちゃんと聞けてんのかあたし
聞きのがしたりするんじゃないぞあたし
ほどなくして向かいのビルが桃色に陽を映し
1分と経たぬ間に部屋のカーテンを真っ赤に染める
今日いま初めて分かったことじゃなく
昨日もそうだったし
この先も晴れた日はそうなんだろう
不変が変化であるように
変化も不変である
そして
あたしにとってこの歌は決して
背中を後押ししてくれるってゆーんじゃなく
ど真っ正面で燃えてくれている
鋭くとがってい続けてくれている
それは今までもこの先も
何があってもどこにいても
ずーっとだ


そう風が言ってるように
あたしの胸に聞こえる



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北国の春
たまにはでも飲んでるだろうか

おもいで岬
を片手の親父らが

南部蝉しぐれ
に聞いてる蝉しぐれ



じきに夕陽が沈んだら今宵は満月
ストロベリームーンなんだそうだけども
やっぱ酒だよなぁー
ってことで酒のつまみに卵焼きをつくりましょう


ん?
なんか違う卵がまぎれてる?
                (*^ー^)ノ♪ 🍶












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